地域危険度に関するQ&A【東京・地域別危険度】

2018年(第8回)地域危険度測定調査結果 東京都都市整備局より

全般にかかわるQ&A

前回調査と比較して危険量は減っていますか?

東京都全体での傾向として、建物倒壊危険量と火災危険量はそれぞれ減っており、市街地の防災性は向上していることが確認されました。
一方、宅地開発等で建物や世帯数が増加している一部の地域では、危険量が増加している場合も見られます。

前回の測定調査から、測定方法に変更点はありますか?

建物倒壊危険度

耐震診断の実績を反映し、耐震診断結果が基準値以上の旧耐震建物は新耐震建物として評価し、危険性を低減しました。

火災危険度

高層建物からの出火危険性の見直しを行い、高層建物からの出火による、隣接する低層建物への危険性を低減しました。また、延焼時間を6時間から12時間に延長し、燃え広がりやすさを、より反映できるようにしました。

総合危険度

避難・救援可能な生活道路の整備状況を評価できるようにしました。

建物倒壊危険度から見た場合、東京のまちは安全になっていますか?

耐震性の高い建物への建替えや、再開発などのまちづくりが進んだことにより、多くの地域で建物倒壊危険量が下がっています。
一方、宅地開発等の進展により建物が増えている一部の地域では、建物倒壊危険量が上がっている場合も見られます。

火災危険度から見た場合、東京のまちは安全になっていますか?

広幅員道路や公園などの整備が進んだことにより、多くの地域で延焼の危険性が下がりました。
一方、宅地開発等が進み、木造家屋が立地した地域では、延焼の危険性が上がった地域も一部見られます。オール電化の進展など、火気の使用状況が変化することによって、多くの地域で出火の危険性が下がりましたが、世帯数の増加によって、出火確率が高まり、火災危険度が上がった地域も見られます。

総合危険度で、災害時活動困難度を加味していますが、危険度はどのように変わりますか?

地域レベルの道路整備が進んでいない場合には、災害時に活動し難いため、危険度ランクが高くなります。
中野区や杉並区東部に広がる地域の一部や、品川区南西部や大田区に広がる地域の一部で、危険度が高くなっています。道路整備が進んでいる台東区や墨田区などでは、危険度が低くなっています。

前回調査(平成25年)より危険量が大きく下がった地域がありますが、その理由は何ですか?

例えば、荒川区町屋4丁目周辺では、建替えによる不燃化が進み、前回調査時点と比較し、火災危険量が減少しました。
町丁目ごとにランク変動の理由は異なりますが、下記項目などが防災性の向上に大きく貢献していることが明らかになりました。

  • 市街地再開発事業や街路事業などによる災害に強い市街地の整備
  • 耐震性の高い建物への建替えや耐震改修の実施
  • 石油ストーブなどの火気の使用状況の減少