全国地震動予測地図 2016年版

平成28年6月10日 地震調査研究推進本部資料より

全国地震動予測地図について

内閣府の地震調査研究推進本部が作成した、地震の発生予測地図です。
各地がどの程度の確率でどの程度揺れるのかを示した確率論的地震動予測地図と、ある特定の地震が生じた場合に、各地がどのように揺れるのかを示した震源断層を特定した地震動予測地図があります。
当サイトでは、「確率論的地震動予測地図」を取り上げてご紹介します。

50年間の発生確率が10%となる震度

確率論的地震動予測地図:震度の分布

今後50年以内に10%の確率で、色が示す震度の地震が発生する可能性があります。
つまりこの地図では、赤い地域になるほど揺れの大きい地震が発生するリスクが高いことを示しています。

地図上の色が赤に近い地域は、より十分な備えが必要となります

地震動予測地図 震度

今後50年間にその値以上の揺れに見舞われる確率が10%となる震度(平均ケース・全地震)

30年間に震度6弱以上の揺れに見舞われる確率

確率論的地震動予測地図:確率の分布

この地図は、今後30年以内に震度6以上の揺れに見舞われる確率を示しています。
つまり、赤い地域になるほど巨大地震に見舞われる確率が高いことを示しています。

30年間に震度6弱以上の揺れに見舞われる確率が0.1%、3%、6%、26%であることは、それぞれごく大まかには、約30,000年、約1,000年、約500年、約100年に1回程度、震度6弱以上の揺れに見舞われることを示します。

地震動予測地図 確率

今後30年間に震度6弱以上の揺れに見舞われる確率

揺れの大きさや、発生確率の地域差について

確率の地域差

地震には、海溝(陸のプレートの下に海のプレートが沈み込んでいるところ)付近で発生する「海溝型地震」(例:東北地方太平洋沖地震)と、陸域の浅いところで起こる「陸域や沿岸海域の浅い地震」(例:兵庫県南部地震)があります。

海溝型地震の発生間隔は数十年から百年程度と短いため、沖合に海溝がある太平洋側の地域で確率が高くなります。一方、陸域の浅い地震の発生間隔は一般に1,000年以上と長いため、海溝型地震と比べると確率は全般に小さくなります。ただし、日本列島には多くの活断層が分布しており、全国どこでも地震が発生する可能性があります。


地盤の揺れやすさと確率

地盤の揺れやすさは場所によって大きく異なるため、確率も場所によって大きく異なることになります。平野部や河川沿いなどは、地盤が軟らかく揺れやすいため確率が高くなります。