震度で見る地震の影響 【地震データ】

気象庁震度階級解説表より

地震による人、家屋などへの影響

震度5弱
多くの人が身の安全を図ろうとし、一部の人は支障を感じる
屋内 つり下げ物は激しく揺れ、棚の食器類・書棚の本が落ちることがある
座りの悪い置物の多くが倒れ家具が移動する
屋外 窓ガラスが割れて落ちることがある
補強されていないブロック塀が崩れ、道路に被害が生じることがある
震度5強
非常な恐怖を感じる。多くの人が行動に支障を感じる
屋内 棚にある食器類・書棚の本の多くが落ち、テレビが台から落ちることがある
一部の戸が外れ、変形によりドアが開かなくなることがある
屋外 補強されていないブロック塀の多くが崩れ、墓石が倒れる
据え付けが不十分な自動販売機が倒れ、自動車の運転が困難となり、停止する車がある
震度6弱
立っていることが困難になる
屋内 固定していない重い家具の多くが移動・転倒する
開かなくなるドアが多い
屋外 かなりの建物で壁のタイルや窓ガラスが破損・落下する
震度6強
立っていることができず、はわないと動くことが出来なくなる
屋内 固定していない重い家具のほとんどが移動・転倒する
戸がはずれ、飛ぶことがある
屋外 多くの建物で壁のタイルや窓ガラスが破損・落下する
補強されていないブロック塀がほとんど崩れる。
震度7
揺れのため、自分の意志で行動できなくなる
屋内 ほとんどの家具が大きく移動し、飛ぶ物がある
屋外 ほとんどの建物で壁のタイルや窓ガラスが破損・落下する
補強されているブロック塀も破損するものがある

地震に建物への影響

震度5弱
木造 耐震性の低い住宅の壁や柱が破損するものがある
鉄筋コンクリート 耐震性の低い建物では、壁などに亀裂が生じるものがある
震度5強
木造 耐震性の低い住宅の壁や柱がかなり破損したり、かたむくものがある
鉄筋コンクリート 耐震性の低い建物では、壁・梁・柱などに大きな亀裂が生じる
耐震性の高い建物でも、壁や柱などに亀裂が生じるるものがある
震度6弱
木造 耐震性の低い住宅では、倒壊するものがある
耐震性の高い住宅でも、壁・柱が破損するものがある
鉄筋コンクリート 耐震性の低い建物では、壁や柱が破損するものがある
耐震性の高い建物でも、壁・梁・柱などに大きな亀裂が生じるものがある
震度6強
耐震性の低い建物では、倒壊する物がある。
耐震性の高い建物でも、壁や柱がかなり破損するものがかなりある
震度7
耐震性の高い住宅でも、傾いたり、大きく破損するものがある