標津断層帯 【全国の活断層】

2005年4月 地震調査委員会資料より

標津断層帯の調査結果

活断層の位置

北海道の活断層 標津断層帯危険度 不明

標津断層帯は、北海道目梨郡羅臼(らうす)町から標津(しべつ)郡標津町を通り、同郡中標津町に至る断層帯。

過去の活動

標津断層帯では、過去の具体的な活動については明らかにされていません。※ただ、最近7年程度の地震観測結果によれば、本断層付近での最近の地震活動はやや低調です。

将来の活動

標津断層帯は、全体が1つの区間として活動する場合、マグニチュード7.7程度以上の地震が発生する可能性があり、その際には、断層付近の地表面では、北西側が南東側に対して相対的に4m以上程度以上高まる段差や撓み(しなり)が生じる可能性があります。
ただし、過去の活動に関する資料がほとんど得られないため、将来に地震が発生する可能性については不明です。

参考データ

1995年 阪神淡路大震災(兵庫県南部地震 M7.3)の場合

発生地震 地震発生確率 平均活動間隔
六甲・淡路島断層帯 30年以内に
0.02%~8%
約1.7~3.5千年