首都地域では、ターミナル駅周辺に大規模地下街が集積しています。100店舗以上集積するのは新宿駅(276店舗)東京駅(242店舗)池袋駅(183店舗)横浜駅(154店舗)です。地下街での出火率は震度6強では料理店1店舗当り0.135%、震度5強では0.063%と想定されています。
そう仮定すると各地下街の出火数は、新宿駅約0.4ヶ所、東京駅約0.3ヶ 所、池袋駅約0.2ヶ所、横浜駅約0.1箇所。いずれも出火数は、1ヶ所未満となります。
直下の地震発生時には、いずれかの地下街から1ヶ所の火災が発生。地下街は出入口が限られて閉鎖空間のため、火災発生時には限られた出入口に群集が殺到して、将棋倒し等により死傷者発生事故が発生します。
| 群集殺到による新宿地下街の被害 | 死傷者率 | 死傷者数 |
|---|---|---|
| 死者率 | 0.18% | 約40名 |
| 負傷者率 | 4.1% | 約900名 |
パニックの発生条件
震度6強程度のエリア内に位置するターミナル駅は新宿駅、池袋駅、上野駅、東京駅、品川駅、渋谷駅。
地震発生時における各ターミナル駅合計の瞬間的な滞留者数を、ピーク時5分間の各路線乗降者数の合計と仮定。各駅の駅舎の一部が各地点の地震動により全壊した場合を想定。
(駅舎のうち全壊被害が発生する割合は、一般の非木造建物の全壊率を適用)のため、火災発生時には限られた出入口に群集が殺到して、将棋倒し等により死傷者発生事故が発生する。
| ターミナル駅被害 | 東京湾北部地震 | 都心西部直下地震 | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| (単位:人) | 8時 | 12時 | 18時 | 8時 | 12時 | 18時 |
| 死者数 | − | 10 | − | 30 | − | 10 |
| 負傷者数 | − | 420 | 30 | 980 | 60 | 210 |
| 重傷者数 | − | 40 | 90 | 100 | 10 | 20 |
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